Berkley POWER FRY 4"
中学生の頃初めてクランクベイトでバスを釣り、
その後、大学生の時にワーム(グラブ)でバスを釣ることを覚えた。
それからはいろいろなルアーを試し、何匹ものバスを釣ってきた。
ラバージグ、スピナーベイト、ミノー、シャッド…
どれも適当な場所で、適当な使い方をしても釣れた。
でもイマイチ、ピンとくるものはなかった。。
なぜピンとこなかったのか、それはルアーのせいではなく、釣り方のせいだったのです。
ストラクチャーをタイトに攻めるという釣り方をせずに、「適当に投げて巻く」という感じでした。
ワームといえばグラブのテキサスリグでのズル引きのみ、シェイキングやステイさせたりなんかは自己満足の世界なんだと思ってました。
当時(約10数年前)よく釣りに行っていた北浦は、今ほど釣れない状況ではなかったにせよ、オカッパリで目に見える杭や葦なんかを狙ってもそうそう釣れるものではありませんでした。
どうやって釣っていたかというと、ドッグ内や水門、それらの横をラバージグやテキサスリグなんかでズル引きやボトムバンピングが主で、その他はオープンウォーターでのクランクベイトやミノー、スピナーベイトのただ巻きが多かった気がします。クランクベイトなんかも、根がかりを恐れあまりボトムにはコンタクトさせないようにしていました。
「ルアーなんか何を使っても一緒。投げて、巻いて、たまたまそこにいれば食ってくる。でも根がかりすると嫌だし、安いワームやラバージグがイイ。」
そんな理由でワームやラバージグを多用していた気がします。
でもそんなバス釣りのスタイルを完全に変えてしまったのが「ダウンショット(アンダーショット、ドロップショット、常吉)・リグ」でした。
最初は「やたら釣れる」という噂を聞き、マス針になす型おもりを付けるというスタイルでやってみましたが、全然釣れませんでした。
適当な場所に投げて、適当にシェイクしながらリールを巻く。でも釣れない。
そこで、木と木の間のちょっとした隙間にそーっと垂らしてみた。そしてちょっとシェイクすると、、
ココン!とハッキリとしたアタリがあった。25センチくらいのバスだったので向こうアワセでフッキング。
そいつをリリースしてまた同じ所で同じようにやってみると、またしても同じくらいのバスが釣れた。
「なるほど、、こうやってやるのか」
同じ要領で葦際や杭周りでやってみる。
そんなにウマイこといかなかったけど、もう一匹追加できた。
「常吉リグってすげー!」
それからいろいろ研究し、オフセットフック#2くらいにストレートワーム、シンカーはウォーターグレムリンの#3か#4、リーダーは20㎝~25㎝くらいがイイという事で落ち着きました。
そして肝心のワームですが、、
常吉ワーム、ミートヘッド、パワーフライ が良く釣れました。
なかでもバークレーのパワーフライ4inは場所を選ばず、いつでもどこでも良く釣れ、さらに釣れるサイズも一回り大きい気がしました。
シェイプも癖がなくスッキリしていて好みだし、浮力が高いのでフワフワといいアクションをします。
それからというもの、常に切らさないように買っていって、こんなに溜まってしまいました。
この他にもケースの中に何十本か入っているので、当分無くなりそうにありません。
特に気に入ってるカラーはコレ
上 アユ
下 スモーク
マッディなところではスモーク、クリアなところではアユがいい気がします。
日本のパッケージ((?)9本入り)のモノと、海外モノ(12本入り)ではスモークといっても色が違うので注意が必要です。
味と匂いもついていてバイトした魚が離さないとの事です。
(これは特に実感できたことはありません…。)
裏書によると普通のワームは1秒、塩入は4.1秒、バークレイのはなんと20秒近くくわえているらしいです。(ホントかどうかはわかりません)
旧パッケージでは20秒、新しい方では19秒…
どうでもいいですが、この違いは何なんでしょうね? 笑
私の場合、ほぼダウンショットリグでしか使ってません。
昔、見えバスがダウンショットで食わなかったので、シンカーを外してノーシンカーで使って釣れた時もありました。でも基本的にフォールがすごく遅いので、気が長い人じゃないと耐えられないと思われます。
人気はないですがかなり釣れます。私にとってはなくてはならないワームです。
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